VtuberLand の .LIVE Dayが最高だった話

VtuberLandと言う,バーチャルYouTuberとよみうりランドのコラボイベントがあった.

VtuberLand!よみうりランドにて開催決定!.LIVEDays 9/19(WED)~9/23(SUN)

その中で22日は電脳少女シロやばあちゃる,アイドル部が所属する.LIVEをテーマにした一日だった.

入場するとまずシロとばあちゃるががお出迎えしてくれた.ばあちゃるが無駄に格好いいのずるいと思う.

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バンデット

次にコラボの一つであるバンデットの様子を見に行った.

バンデットというのははよみうりランドの定番ジェットコースターで,コラボ内容としてはバンデットに乗りながらシロの実況解説が楽しめるというものだった.

今回は時間がなくて乗れなかったのだけど,実況解説はコンコースにも流れていて少しだけ聴くことができた.

その少しだけでも,「乗りながら聴けたら臨場感最高だろうなぁ」と感じたのでもう少し早く会場入りすれば良かったと後悔した.

高音なのもあって声がめちゃくちゃ響いていて,遠くからでもシロの悲鳴が聴こえていたのも面白かった.

観覧車

次に行ったのは観覧車.

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アイドル部のメンバーと一緒に観覧車に乗れるというもので,今回のコラボアトラクションの中では一番人気だったと思う.

なんと待ち時間は3時間以上もあった.

待ち時間は長かったけれど,周りからアイドル部の会話がずっと聞こえてくる上,色んな服装の人がいて面白かった.

めめめの靴下の柄*1をプリントしたTシャツを自作して着ている人や,ヤマトイオリの服装*2を意識してさらにシロのグッズを大量に付けている人や,Unity少しできます*3と書かれたTシャツを着ている人など居て愛に溢れていた.

自分の番になって観覧車に乗ると,両面からアイドル部がお出迎えしてくれた.

そのあと聴こえてきた声は花京院ちえり

遊園地や観覧車にまつわるエピソードをはじめ,「誰かに狙われてるかもしれない」と急に物騒な事を言い始めるなど*4ちえりらしい10分間を過ごすことができた.

乗り終わって写真とともにツイートしたら本人に速攻でで見つかってビックリした.

こうした本人からの反応があるのもバーチャルYouTuberの魅了の一つだと思う.  

ホールイベント

とここまではアトラクションの話をしたので,ここからは18時からホールで行われたイベントの話をしていく.

事前予約制で,何をやるのかあまり情報がなかったのにも関わらず一瞬でチケットが売り切れていたのが印象的だったが,「特別ホールイベント」という内容に相応しい濃いイベントだった.

ばあちゃるとアシカのコラボ 

最初の催しはばあちゃるとよみうりランドにいるアシカとのコラボだった.

これだけでも意味がわからないのだが,ばあちゃるが馬の被り物ではなくトランプ大統領の被り物をしていたのはもっと意味がわからなかった.

そしてコラボ内容も意味がわからなった.

最初のばあちゃるが投げたフリスビーをアシカがキャッチできるのかというチャレンジは微笑ましくてまだ良かった.

その次は,逆立ちのコーナーだった. アシカの得意な逆立ちを披露したあと,飼育員が「では,ばあちゃるくんも逆立ちしてみましょうか!」と発言. ばあちゃるが「いやいやいや被り物取れますって!」と言いつつも逆立ちにチャレンジし見事失敗した.被り物は無事だった.

 その次は輪投げのコーナーで,観客に来てもらい,アシカとばあちゃるに対して輪投げをしてもらうコーナーだった. アシカは遠距離でもキャッチできたのにも関わらず,ばあちゃるは手の届く距離からの輪投げも全くキャッチできずに終わった.

最後にはかえるのうたをアシカとばあちゃると観客みんなで歌った.

何を見せられているのか全くわからなかったけれど,会場から笑い声が飛び交うなど雰囲気は盛り上がっていったと思う.

観客と.LIVEメンバーとでゲーム対決

次はイルカードという名前のゲーム対決イベントだった.

Eカード*5のルールで,抽選で選ばれた観客と.LIVEメンバーが戦うという流れだった.

観客に先にカードを出してもらい,.LIVEメンバーが質問をして自分の出すカードを次に決めるのだが,質問を含め.LIVEメンバーとゲームをするという体験は非常に良かったと思う.

ゲームは5回あったのだが結果はなんと観客側が全部勝利してしまうという結果に.アイドル部やシロが何を考えているのか完全に読まれていたという事で会場は非常に盛り上がった.

ゲーム内でのアイドル部の発言も面白くて,カルロ・ピノの他のメンバーに対する「騙されてはいけませんわ!こういう方が一番怪しいんですの」や負けたときの「夜道に気をつけなさいよ!」であるとかヤマト イオリのプレイヤーに対しての「今の気持ちを四字熟語でお願いします」といった発言は大きな笑いが起こった.

質問コーナー

最後のコーナーはふれあいコーナーという名前で,これも抽選で選ばれた人が.LIVEメンバーに一対一で質問をするというものだった.

バーチャルYouTuberをあまり知らない人からの「どの動画を見ればいいですか?」という質問にアイドル部のメンバーが丁寧に回答していたり,動画を翻訳している人からの「どうしたら翻訳してくれる人が増えるでしょうか?」という質問にシロが「みんな今から外国語勉強して翻訳を手伝ってあげよう!」と答えるなど非常に優しい時間が流れていた.

ただ,「3D化したアイドル部はこれから生放送と動画どうするんですか?」という質問に対してはばあちゃるからストップが掛かり,回答を貰えることはできなかった.近い内にわかるらしいとのことだった.  

最後の動画

コーナーが終わり,締めの動画が流れたのだがこれが衝撃的だった.このアスタリスクの動画が流れ始めたのだが,すぐに違いに気が付いた.

アイドル部のメンバーが歌っていたのだ.

 動画には12人それぞれの紹介パートがあるのだが,そのパートを本人が歌いリレー形式で繋いだのだ.

 一番が終わるとシロとばあちゃるのパートになり,シロの高音とばあちゃるの低音が合わさったパートで非常に感動的だった.

 その後もう一度アイドル部のパートに戻ったのだが,紹介映像がさらに追加されよりアイドル部メンバーの個性が存分に表現された内容になっていた.

例としては,このすずトラックにめめめを乗せる動画の映像が追加されていた.

公式ではないファンメイドの動画なのだが,こういったファンの活動を尊重し一緒に盛り上げていくという姿勢*6もあり会場全体が湧き上がった.

こうした要素から, アスタリスクの動画が流れた時間は長くなかったのにもかかわらず,ホール中の観客全員で手拍子しつつときには歓声が起こるという一体感は本当に最高で濃密な体験だった

こうして,.LIVE Dayは無事終了した.

感想

 会場が一体となって盛り上がったこのイベント,特にアイドル部全体としては初めての大きなイベント参加だったのだが,大成功だったように思う.

アイドル部のメンバーは3D化をしたメンバーも出始め,これからより多くの活動をしていくことになると思う.

そうした中でアイドル部の今までの活動のある種の区切りとなるようなイベントだった.

ファンとしてもずっと追っていて良かったと思えるような内容で,今後も期待が持てるような満足度の高いものだった.

アイドル部はまだまだ駆け出しだけれども,シロというスターのようにこれからも光り続けていって欲しい.

*1:左右で青と黄色の異なった柄,めちゃくちゃダサい

*2:和っぽいゴシックのような感じ

*3:牛巻りこリスペクト

*4:得意なゲームはPUBG

*5:カイジに出てくる賭けのゲーム

*6:そもそもアスタリスクの動画自体もファンメイドの動画である

ブログデザインを微調整した

背景色を白にしたり,プロフィールを消したり,記事下のIDや投稿時間を非表示にしてみた.

その他にはソーシャルパーツも全部外した.

文章を読むことに関してノイズとなりうるものは極力排除してみた結果,だいぶ綺麗になったと感じている.

これから,読ませる文章として質と量も上げて行きたい.

場所と記憶

前に行ったことのある場所にもう一度行くことが増えてきた.

自分だけかはわからないけれど,その土地の風景をもう一度その目で見ると,前に行った時にどんな出来事があったのかすぐに思い出せることが多い.

つい先日二年ぶりに郡山行ったとき,前と同じラーメン屋に入った.二年前はあの席に座り,半チャーハンが美味しかったことや帰り際に足がしびれて全然動けなかったみたいなことも鮮明に思い出すことができた.

普段全然記憶力がないと思っていたのだけれど,案外自分の目や脳は覚えているんだなと感じた.

当然,良い思い出があった場所もあれば逆に悪い思い出があった場所もあるので困ったことになることもある.

悪い思い出があった場所にまた行くと決まったとき,まだ行ってもいないのに体調が悪くなることやその場所で普段はしない大きなやらかしをすることもある.

こういう場合はその場所で新しく良い出来事を作ることで上書きができると良いんだろうと思っている.

今後近い内でもそういった悪い思い出があった場所に行く予定があるので,全力で良い思い出を作っていきたい.

もこ田めめめのサクセスストーリー

もこ田めめめを知っているだろうか.

濁点の付くような特徴的な声,ハイレベルなトーク,高い技術力,異常にダサい靴下が特徴的のバーチャルYouTuberである.

.LIVEのアイドル部に所属しており,電脳少女シロの後輩にあたる.

元々は個人で活動していたバーチャルYouTuberで,.LIVEへ応募したところそのまま.LIVEのグループであるアイドル部に採用となった.

今回はそのもこ田めめめについて紹介をする.

YouTubeのチャンネルはこちら.

www.youtube.com

個人勢の頃はあまり視聴者がおらず伸び悩んでいたが,アイドル部に所属後の生放送では数千人もの視聴者を集め一気に知名度が上がった.

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チャンネル登録者の推移(Social Bladeより)

SocialBlade

高い技術力も特徴で,自身の2DデザインやLive2DとFaceRigも自作である.他のアイドル部の2Dよりも可動域が広いのはそのためである.

その技術が認められ,Live2Dの公式から紹介動画の案件を貰ったこともある.

www.youtube.com

その他に動画制作も可能でアイドル部12人の紹介動画はすべてめめめが作成している.

www.youtube.com

人気になった理由はそれだけではない.

特徴的な声と悲鳴から,ニコニコ動画でMADにされるようになった.

特に有名な動画はこの2つで,どちらも10万再生を超えている.

www.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

これらは「めめめいぢり」と呼ばれ,いじられキャラとして完全に定着することになった.

視聴者だけではなく,同じアイドル部からもめめめいぢりを受けていることがある.

同じアイドル部のヤマトイオリとのコラボでは,マリオカートで一緒にゴールしようねと言われたのにも関わらず故意に甲羅をぶつけられて最下位になる場面もあった.

www.youtube.com

可哀想ではあるものの悲鳴のクオリティに定評があり,ホラーゲーム実況なども人気が高い.

そのようなことから知名度もどんどん上がり,9月6日にはチャンネル登録者数が5万人を突破した.

.LIVEでは登録者が5万人を超えると3D化ができるという目標があるのだが,その中で12人中3番目という早いスピードで5万人を達成した.

その後,9月15日に5万人突破記念のの3Dお披露目生放送があった.

3D化後初の生放送で,シロとばあちゃるとのコラボ生放送だったがこれが本当に良い生放送であった.

めめめの夢が叶った生放送だったのである.

何故なら過去の生放送で「3D化したら視聴者のみんなに手を振りたい」と言っていたことがあり,実際に手を振れたからである.

またそれに加え,本人が大好きであるシロと共演することができて感激している場面もあった.

www.youtube.com

単に3Dになるだけではなく,その後も3D化による大きな影響があった.

3D化により活動の幅が広がり,外部の大きなイベントにも参加できるようになったのである.

その例の一つがRAGEというeスポーツのイベントである.

rage-esports.jp

バーチャルYouTuberオンリーのeスポーツ大会で,結果はチーム戦の準優勝を手に入れたのである.

めめめはゲームが基本下手にもかかわらず大会のボンバーマンで大活躍したのが印象深かった.

応援しているキャラクターが活躍しているところを見る事ができるのは非常にいい体験で,今後も大会に参加して欲しいと思った.

めめめの3D化はまだ始まったばかりで,これからまだまだ伸びしろがあると思っている.

ゼロからのスタートでここまで成功することができためめめの今後を楽しみにしてはいかがだろうか.

ISUCON 8 予選に参加しました

・川にいる猫が可愛い (whitehawk,ichi-t,cohalz) というチームで参加していました.

ミドルウェアのチューニングやログ解析,便利スクリプトの用意などしてました.

h2oのログをログ解析に突っ込めるようにするまでに時間がかかってアプリケーション自体に全然触れられなかったのが悔しいですね...

とっととnginxにすべきでした.

ブログの検索流入

ブログはTwitterやはてなブックマーク等を通して読んでいることが多いし,普段読んでもらっている人はそういったところから拡散してもらえることが多い.

だけれども,アクセス解析を見ていると目立たないだけで検索流入が結構あるというのに気づいた.

自分が書いたブログ記事の中で検索流入の上位にいる記事がこれ.

core.cohalz.co

ブクマも全然ないのだけれど,たまにアクセス元を見ると「ナブラ演算子ゲーム」で検索して辿り着いた人が結構いる.

確かに何かを検索してはてなブログにたどり着くことは毎日のようにあるし,自分のブログも検索で辿り着いた人が多いのはまあ当然ではある.

実はこのブログは少し前からGoogle Analyticsを入れており,せっかくなのでこの機会に流入がどんなものか確認してみた.

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予想していたのと違う(not provided)が上位を占めていた.

どうやらこれはHTTPS化によって起こるもので,正確な検索流入を把握するためにはGoogle Search Consoleから別途設定をする必要があるらしいというのがわかった.

そしてはてなブログではGoogle Analytics 埋め込みの他にGoogle Search Consoleの設定も簡単に済ませることができるとのことだった.

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色んな記事を書いて,最近はこんな検索流入があったみたいな事を見るのを習慣にしたい.

『喜嶋先生の静かな世界』再読

再読をした.三回目の読了で,前回読んだのは四年前になる.

なにか良い本を教えてと言われたときはこの本を挙げることが多かったのだけれど,いつの間にか前回読んでから四年も経ってしまっていた.

この本を知ったのは『数学ガール』の中で引用されたのがきっかけだった.森博嗣という名前ですぐに本が気になった.

森博嗣さんは『スカイ・クロラ』を読んでいたので好きだったのもあり,あらすじを調べたところで直ぐに購入した記憶がある.

あらすじは以下の通り.

文字を読むことが不得意で、勉強が大嫌いだった僕。大学4年のとき卒論のために配属された喜嶋研究室での出会いが、僕のその後の人生を大きく変えていく。寝食を忘れるほど没頭した研究、初めての恋、珠玉の喜嶋語録の数々。学問の深遠さと研究の純粋さを描いて、読む者に深く静かな感動を呼ぶ自伝的小説。

森博嗣さんなのに加え自伝的小説ということもあり,小説の中ではかなり読みやすい部類に入ると思う.

基本的には小説の形式だけれど,物語の中の時間軸が進む中で所々に現在の時間軸を表す文章が挟まっていて,自伝に近い部分も入っていることもある.

メインテーマは学問であり,そこに時間経過による心境・環境の変化が関わってくる.

自分と共感しやすいテーマな上,前回読んだときから時間が経っているので,その頃からの心境と重ね合わせて振り返ってみると心が痛くなってくる.

そういえば前回読んだときには心が痛くなることはなかったように思う.

次回読み終わったときにはどうなっているのだろうか.

あの素敵な時間は、いったいどこへいったのだろう?

喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫)

喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫)