VTuber業界を追うのはやめた

結構前からVTuber業界を追うのはやめてはいたのだけれど,コンテンツの楽しみ方やカバー範囲など,周りに勘違いされていることも多くなってきたので一度文章として整理する.

当時ハマったときの記録はここに書いてある.

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業界を追うのはやめた理由としてはいくつかあり,大きな理由は業界が生放送文化へシフトしていったこと.

時間の関係でリアルタイムで生放送を最初から最後まで見ることは難しかったし,途中から見るというのは後から見る事を考えてもやりたくない.そうして,「リアルタイムでは絶対に見ない」という形になった.

生放送が苦手なのは時間の使い方が下手だというのもある,アーカイブを作業用に流すという手もあるのだが,毎回次に流す動画を探したくはないし,事前に再生リストを作って管理するのも手間に思う.

そういったこともあり単に新着動画やニコニコ動画に上がっている関連MAD動画を探す毎日になっている.

自分の本質として,単に「面白い動画が見たいだけだった」という話だったということになる.

また別の理由として,自分が特定の人にしか興味のない人間であるということ.

10年くらい前にニコニコ生放送を見ていたときも,ずっと同じ生主を見ていたように,定住をしてしまうタイプで他の人にあまり興味がない.

そのため,YouTubeのチャンネル登録もめったに増えることはなく,50人程度しかチャンネル登録をしていない.

その中でも自分はエイレーンファミリーとアイドル部が好きで,ずっと応援しているしブログにも書いている.

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はてなブックマークでバーチャルYouTuberタグを見てイベントは把握しているものの,全く動画を見る気にはなれない.

Vティーク Vol.2を読んだときに,知らない人が多く登場したということも自分の立ち位置を見直すきっかけとなった.

もちろんVol.2で初登場した人で知ってる人は多かったのだが,Vol.1で特集された人はほぼ全て知っていただけにかなりの衝撃を受けた.

自分は全然業界を把握してないんだなと言う気持ちになり,自分たちのものではなくなったという意識が始まった.

そして,個人的にVTuberという単語が好きではない

バーチャルYouTuberと呼ばれていた時代から,VTuberと言う呼ばれ方が広まるに連れて,上で言及したような生放送文化へのシフトと,業界の広がりが始まったように思う.

それに加え,キズナアイは「VTuber」ではないといったことから「VTuber」と「バーチャルYouTuber」は同一だとは思っていない.

「VTuber」と「バーチャルYouTuber」については下の記事が詳しい.

okimochi-philia.hatenablog.com

自分が好きだったのは「VTuber」ではなく「バーチャルYouTuber」だったということになる.

2018年初期までのあのバーチャルYouTuber界隈が大好きだった.

VTuberという単語が広まり,最近ではVTuberが複数人集まってのバラエティ番組が盛んで,たまにトレンド入りしているように見えるのだけれど,全く見る気にはなれない.

統計を取っているわけではないのでなんとも言えないけれど,全く興味がわかないということは狙っているターゲット層から自分が外れている可能性もある.

そうしているうちに,今夜はNHKバーチャルのど自慢がある.

www6.nhk.or.jp

テレビがないので見ることはできない.様々な場所で活動するようになったのは嬉しいが,盛り上がりに参加できないということもやる気を削ぐ原因になっている.

2019年は,『バーチャルさんはみている』といったアニメ化もあり,業界はどんどん盛り上がっていくのだと思う.

そうした中で自分は業界を追うことは一切やめるようにして,小さいコミュニティの中だけを追っていくという気持ちになっている.

現状続けているエイレーンファミリーやキズナアイに対するサポートは今後も続けていくし,動画を見なくなるわけではない.

ただ,もはや業界を追っているわけではないということだけ伝わってもらえたら嬉しい.